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定期的な点検・整備の必要性

 自動車の技術がいくら進歩しても、点検・整備の必要性がなくなったわけではなく、使用していく過程で構成部品の摩耗や劣化は進行していきます。
 自動車を安全で快適に使用するためには、自動車本来の性能を維持することが必要です。
 日頃の保守管理を怠り、部品の摩耗や劣化が進行すると、自動車の故障につながり、ひいては交通事故や交通渋滞の原因となり、また、有害な排気ガスによる大気汚染は健康への被害や地球環境の悪化につながるなど、自動車使用者は、被害者にも加害者にもなりえます。
 このため、定期的に点検・整備を行い、ブレーキ等分解しないと解らない内部の部品の摩耗や劣化状態を把握して、いつでも安心して乗れるようチェックしましょう。


主な交換部品等一覧

交 換 部 品 名
原動機関係 エア・クリーナ・エレメント
エンジン冷却水(LLC)
エンジン・オイル
エンジン・オイル・フィルタ
補機ベルト(ファン・ベルト、パワステ・ベルト、オルタネータ・ベルト等)
タイミング・ベルト
スパーク・プラグ
バッテリ
動力伝達装置関係 トランスミッション・オイル、ディファレンシャル・オイル
ドライブ・シャフト・ブーツ
走行装置関係 タイヤ
かじ取り装置関係 パワー・ステアリング用油圧ホース
ステアリング・タイロッド・エンド
制動装置関係 ブレーキ・フルード
ブレーキ・パッド
ブレーキ・ロータ
ブレーキ・シュー(ブレーキ・ライニング)
ブレーキ・ドラム
各種ゴム部品(マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ディスク・キャリパ)
ブレーキ・ホース
燃料装置関係 フューエル・フィルタ
フューエル・ホース
その他 ワイパー・ゴム
エアコン・フィルタ
パンク修理剤
発炎筒



 
消耗品および劣化状態が外観から確認できない部品は、
定期的に交換することをお勧めします。
また、部品交換を定期点検と一緒に行うと、後日改めて
作業を行うよりも、料金的にお得になる場合があります。
 
 




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