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 ドラム・ブレーキはブレーキ・シューをブレーキ・ドラムに押し付けることによる摩擦力によって車を停止させています。
 ブレーキ・シューは摩擦材、ブレーキ・ドラムは金属を使用しているので、ブレーキ・シューの方が早く摩耗します。



 ブレーキ・シューの摩擦材はブレーキを使用する度に、消しゴムのように少しづつすり減っていき、使用限度になると、ブレーキからキーキー音がします。

《 交換の目安 》
 定期点検時に残量を確認し、少なければ交換が必要です。



 ブレーキ・シューの摩擦材が摩耗してなくなってしまうと、ブレーキ・シューの金属部分とブレーキ・ドラムが直接接触して、ブレーキ・ドラムに損傷を与えてしまいます。このような状態では、ブレーキの効きも不安定になり、非常に危険です。



 ブレーキ・ドラムが損傷すると、交換が必要になるばかりか、ホイール・シリンダにも損傷を与える可能性があり、その結果、制動力の低下による事故を引き起こす原因となります。



    ※ 画像をクリックすると動画が別ウインドウで開きます。(0:31)






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