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 自動車の中でタイヤだけが直接路面と接しており、走行、かじ取り等多くの機能を持っています。特にタイヤの溝は雨天走行時等にタイヤと路面の間にある水をその溝から外へと排出して、タイヤと路面をしっかり接触させる働きがあります。



 タイヤは走行しているうちに摩耗します。

《 交換の目安 》
 スリップ・サイン(タイヤの残り溝の深さが1.6oを示す)が現れたら即交換が必要です。
 また、編摩耗やタイヤに大きな亀裂、損傷がある場合は、タイヤの溝の有無に係わらず交換が必要です。



 タイヤの溝が少ない状態で、走行すると雨天時等は特にスリップしやすくなり、操縦安定性やブレーキの効きが悪くなり非常に危険です。



 タイヤの残り溝が1.6o未満の状態では、車検に通りませんし、「整備不良車両」として道路交通法で罰せられる恐れもあります。
 また、スリップ事故等を起こしてしまうと、整備費用が掛るばかりでなく、他の人に迷惑を掛けることにもなります。



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