スパーク・プラグは、高電圧による放電で、中心電極と接地電極の隙間（スパーク・ギャップ）に火花を発生させ、混合気（空気と燃料が混じりあって霧状になったもの）を燃焼させるための火種を作っています。 　スパーク・プラグは、使用を続ける内に電極が摩耗（電極消耗）したり、燃焼時に発生するカーボンが電極に付着すること（くすぶり）で点火ミス（失火）を起こすようになります。 《 交換の目安 》 　走行距離と使用状況を勘案するとともに、 整備士のアドバイスを参考にして交換しま しょう。 　スパーク・プラグの電極消耗によってスパーク・ギャップが大きくなった状態や、くすぶり状態で使い続けると、火花がうまく発生せずに点火ミスを起こし、エンジンの調子が悪くなります。 　そのまま使い続けると、エンジンの力不足、エンジンが掛りにくい、燃費が悪化するなどの原因となります。 　また、未燃焼ガスの排出や不完全燃焼による一酸化炭素排出量の増大など環境への悪影響も大きくなります。 　　　　※ 画像をクリックすると動画が別ウインドウで開きます。（0:33） このページのトップに戻る