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あなたはメーターパネルの計器やランプ類をいくつ知っていますか?どれも、きちんとした目的をもっており、特に警告灯は、トラブルを事前に教えてくれる大切な役目をもっています。



  オートマチックトランスミッション車の例




 エンジンがかかった状態で、次の警告灯が点灯したままになったら整備工場
 で点検してもらいましょう。

ブレーキ警告灯



ブレーキ装置の状態を表示。エンジンスイッチONで点灯、パーキング・ブレーキを解除すると消灯すれば正常です。



パーキング・ブレーキ・レバーを解除しても点灯しているときは、ブレーキ液が減少して点灯。ブレーキ・パッドの摩耗やブレーキ液の漏れが考えられます。早急な点検・整備が必要です。

● ブレーキ液は漏れがない限り急激に減るものではありません。
  ただし、減っているからといってタンクに足してはいけません。

油圧警告灯



エンジン・オイルの圧力状態を表示。エンジンスイッチONで点灯、エンジン始動後消灯すれば正常です。



エンジン・オイルの圧力が低下すると点灯。安全な場所に速やかに停車し、エンジンを止めて整備事業場へ連絡しましょう。

● エンジン・オイルの量を示すものではないので注意しましょう。

充電警告灯



オルタネータ(発電機)からの発電状態を表示。エンジンスイッチONで点灯し、エンジン始動後消灯すれば正常です。



オルタネータが発電していない状態を示します。オルタネータ用のVベルトの緩みや切断などの可能性があります。安全な場所に速やかに停車し、エンジンを止めて整備事業場へ連絡しましょう。

● バッテリの充電量を示すものではなく、バッテリあがりやバッテ
  リ液の減少時では点灯しません。



 次の警告灯が点灯したときは、誤った操作をしていることを警告しています。

ブレーキ警告灯

パーキング・ブレーキ・レバー戻し忘れ警告
パーキング・ブレーキがかかっています。

半ドア警告灯

ドアが確実に閉まっていません。

シート・ベルト警告灯

シート・ベルトをしていません。



 エンジンがかかった状態で、次の警告灯が点灯したままになったら整備工場
 で点検してもらいましょう。

エアバッグ警告灯

エアバッグ・システムに異常があります。

エンジン警告灯

エンジン電子制御システムに異常があります。

ABS警告灯

ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)に異常があります。



<注 意> ● 計器類は、メーカーや車種によって違います。
      ● メーカーや車種によって、上記以外の警告灯が存在します。


 メーターパネルはクルマのコンディションを知る重要な手がかり。
 すべての警告灯の意味を把握しておきましょう。






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