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定期点検とは自家用乗用車の場合、車検と車検の間の年に行う1年点検と車検時に行う2年点検があり、自動車の故障を未然に防ぎ、その性能維持を図るのが目的です。ユーザー本人が容易に行うことができる日常点検にくらべて専門的知識・技術等が必要な点検内容なので、整備工場に依頼して、しっかり点検してもらいましょう。

自家用乗用車の
定期点検項目
 1年点検・・・・・全27項目
 
2年点検・・・・・全30項目
 ☆ 2年点検時は1年点検項目と併せて全57項目の点検を行います。
※ 車両の使用状況、装備等によっては、別途点検等が必要な場合があります。



各装置の定期点検項目の一例

 ステアリング装置  ブレーキ装置

ハンドル操作の不具合を防止するため、ロッド及びアームの緩み、がた、損傷等を点検します。 ブレーキの効き不良を防止するため、ブレーキディスクの摩耗および損傷等を点検します。


 動力伝達装置  電気装置

走行時の振動や動力伝達不良を防止するため、プロペラシャフト連結部の緩み等を点検します。 エンジンの始動不良や排気ガス悪化防止のため、点火プラグの状態等を点検します。


 走行装置  サスペンション

ホイールの脱落などを防止するため、ホイールナット及びホイールボルトの緩み等を点検します。 サスペンションの異音の発生や不具合を防止するため、取付部及び連結部の緩み、がた、損傷等を点検します。


 エンジン  ばい煙・悪臭のあるガス・有害ガスなどの
 発散防止装置

エンジンの不具合を防止するため、冷却装置の水漏れ等を点検します。 熱害による火災発生等を防止するため、排出ガス減少装置の取付の緩み及び損傷等を点検します。


 定期点検は専門的な知識を有した整備工場で確実に実施しましょう。
 ここでは、定期点検の項目数とその一例を紹介しています。






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