クルマの部品は、気付かないうちに摩耗・劣化しています。そうした状態で使用し続けると、重度の故障による多額の出費、さらには交通事故といったリスクを背負うことになります。”さまざまなリスクを回避する有効な手段”として、日頃から点検・整備を心がけましょう。 |
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搭乗者の命に係わるリスク |
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燃料漏れによる車両火災
燃料ホース等に亀裂が生じることで燃料
漏れを引き起こすことがあります。漏れ
た燃料がエンジンなどの熱源により着火
し車両火災に至ってしまった場合、運転
者だけでなく同乗者等も危険にさらすこ
とになります。 |
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亀裂から燃料漏れを起こした燃料ホース |
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他人の命に係わるリスク |
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装置破損による車輪操作不能
車輪と車体をつなぐ装置が破損すること
で、ハンドル操作および自走ができなく
なるケースがあります。その場合、歩行
者や他の交通なども危険にさらすことに
なります。 |
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破損した前輪と車体をつなぐ装置 |
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多大な出費のリスク |
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オーバーヒートによる路上故障
冷却不良を起こしエンジンがオーバーヒ
ートしてしまった場合、多大な出費を要
する可能性はもちろん、大事な予定に支
障を及ぼすだけではなく、交通渋滞の原
因になり、他人にも迷惑をかけることに
なります。 |
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冷却不良によるオーバーヒート |
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他の車を巻き込むリスク |
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整備不良が原因となる交通事故
ブレーキランプ切れが原因で後続車と追
突事故を起こしてしまうなど、適切な点
検整備を怠ると単独事故だけではなく他
の車を巻き込んだ事故を発生させてしま
う可能性があります。 |
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電球が切れたため点灯しないブレーキランプ |
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ユーザー本人が手軽に
できる点検・整備 |
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専門的な知識・技術が
必要な点検・整備 |
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クルマの点検というと整備工場に依頼するものを想像しますが、ユーザー本人が手軽に行える点検もあります。手順さえ覚えれば誰でも簡単に実施でき、その上大きな効果が得られます。 |
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整備工場に依頼する点検・整備というと車検だけと思い込んでいる方が多いようです。でも、車検と車検の間にも、定期点検と呼ばれる点検・整備があるのです。人間の健康診断は年1回が一般的ですが、クルマについても年に1回(自家用乗用車)の健康診断が必要です。 |
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日常点検を実施しよう! |
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定期点検を実施しよう! |
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点検・整備をしっかりと行うことで、さまざまなリスクを回避することが
できるのです。
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